丸山有彦

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■よくできたコンパクトな日本史の本:渡部昇一『増補 決定版 日本史』

1 300頁足らずの日本史の本先週ふれた『男の肖像』で、塩野七生は世界に通用する歴史的人物として織田信長と北条時宗をあげていました。この二人のうちでも、とくに時宗をどう記述しているかで、ある程度、日本史の本を判定できるかもしれません。実際の...
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■英語と日本語に共通する発想:マーク・ピーターセン『日本人の英語はなぜ間違うのか?』から

1 同じ名詞の繰り返し日本語の場合、誰が誰に語っているのか、わかりきっている場合には、そのことを記述しないのが通常の記述形式になっています。したがって、欧米の言語のように「主語-述語」という構造はありません。この点から、単肢言語という言い方...
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■OJTマニュアル講座:2023年10月3日に開催

1 OJT実践のために必要なことOJTマニュアルの講座が来月3日にあります。まだOJTを実施するのにマニュアルがない組織が多数派です。安定したOJTを行うには必要不可欠なものですが、気づいていないのかもしれません。実践力をつけてほしいとの切...
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■斉藤孝『学術論文の技法』:正統派の「論文の書き方」

1 正統派でわかりやすい論文の本国際政治史の斉藤孝は、『学術論文の技法』を1977年(改訂版1988年)に書いています。はしがきに[この小さい書物]とあるように、本文は160ページ程度の本です。初めは大学院生向けのメモだったようですが、それ...
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■業務マニュアルを作るためのスキル

1 操作マニュアルの作成が基礎昨日、なんとか操作マニュアル作成講座のテキストを作って送ったところです。事前のアンケートをしていただいたおかげで、受講される方の経験や要望をある程度、把握することができました。それを反映した内容にしたつもりです...
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■世界に通用する日本人の人物について:塩野七生『男の肖像』から

1 国際競争力のあるドラマの主人公塩野七生が『男の肖像』で面白いことを書いていました。イタリアというのはときに天才たちを[ルネサンス時代のようにウンカのごとく輩出する時期]があって、それで[かろうじて成りたっている民族]だというのです(p....
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■なぜ主語でなくて主体なのか:主語廃止論と単肢言語論

1 両肢言語と単肢言語日本語に主語などないという主張が従来からなされていました。通説的な益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』でも、文の要素は「述語・補足語・修飾語・主題」となっています。これらの4つを基準にすると、日本語の基礎構文を作るのは...
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■岡崎久彦の代表作『二十一世紀をいかに生き抜くか』

1 1648年のウエストファリア条約の意義岡崎久彦の代表作を一冊選ぶというのは無謀なことかもしれません。あくまで好みでの選択になりますが、『二十一世紀をいかに生き抜くか』を候補に挙げておきたいと思います。2012年に出版されたものです。岡崎...
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■なぜ目標が必要なのか:目的と手段の間をつなぐもの

1 目的と手段は対となる概念目的と手段とは対になる概念だと言ってもよいでしょう。何を目的にして行動するのか、これがまず問われます。その目的を得るために、どのように行動すればよいのかを明らかにしたものが手段です。目的と手段は、原因と結果のよう...
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■日本語がグローバル化した背景:共通基盤の形成

1 日本がグローバルしたから、日本語がグローバル化した日本語がグローバル化したというのは、あらゆる学問を日本語で学ぶことができるということからも裏づけることができます。こうしたことが可能な言語は、欧米語以外、ほとんどないはずです。学問で使う...
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